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アップライトピアノの特徴

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 家庭などで最も一般的なピアノがアップライトピアノです。このアップライト・ピアノの構造は、フレームと弦が垂直に配置されており、鍵盤とハンマー部分から上下に延びるように作られているため、グランド・ピアノよりも場所を取らないことからです。

 一般的には、グランドピアノに比べて、アップライトピアノの部品である水平に動くハンマーでは、反応のよいピアノ・アクションのピアノを製作することは難しいとされています。しかし、よく調整されたアップライトピアノは、調整されていないグランドピアノよりも弾きやすく、最高品質のアップライトピアノであれば、同程度の大きさのグランドピアノにも負けない程度の音質と反応のよさを得ているピアノが存在するのも事実です。

 しかし、アップライトピアノには、グランド・ピアノにあるアクションの中にレペティションレバーがないことから、どうしても、連打やスタッカート、トリルなどを素早く制御して演奏することが困難になっています。

 アップライトピアノの価格はピンからキリまでありますが、一般的には、グランドピアノと比べると、かなり安く購入することができます。この価格面や一番大きな問題となるプペース面から、一般の家庭に普及しているのはアップライトピアノとなっています。このアップライトピアノには、使い込んでいくと、いくら調律や調整をしても、鍵盤のタッチが柔らかくなるという構造上の問題もあるため、子供さんのために中古のアップライトピアノを購入する時には注意が必要です。なぜなら、ピアノ音楽教室でのタッチと家のピアノのタッチが全く違うため、いくら家で猛練習しても上達が遅れることがあるからです。

グランドピアノの特徴

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 最も奥行きが深く尊厳な音をかもし出すのが、ピアノの中のピアノといわれている「グランドピアノです。グランドピアノの構造は、地面と水平にフレームと弦が配置されており、その弦は奏者の正面方向に張られた大型の楽器です。

 このため、グランドピアノの特性を十分に発揮するには、充分に共鳴の得られる、天井の高い広い部屋に設置することが理想です。

 また、グランドピアノは大きさによって分類することができます。ピアノの製造者やモデルによって若干の違いはありますが、大きくわけると、「コンサート・グランドピアノ」(全長が2.2mから3m)、「パーラー・グランドピアノ」(全長が1.7mから2.2m)、これよりも小さい「ベビー・グランドピアノ」の三種類に分けることができます。このうち、ベビーグランドピアノについては、ゾーマー社が1884年に特許を取得しています。

 ピアノの音の原理としては、仮に他の条件が同じであれば、長い弦を張った長いピアノの方が響きがよく、弦のインハーモニシティ(非調和性)が低くなります。このため、短いグランドピアノは、弦が短く、太く、固いため、インハーモニシティが高い傾向になります。長いコンサート・グランドピアノは、弦長があるため短いピアノよりも自由に振動でき、倍音が理想に近くなります。

 フルサイズのコンサート・グランドピアノは専用ホールなどでの演奏で使用され、ピアノ講師資格試験でも使用されています。また、小型のグランドピアノは、ピアノ音楽教室や大きな部屋がある家庭などで使用されることが多くなっています。

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